ライブやフェスにいく時、せっかくなら知っている曲を聴きたいですよね。そのために曲の予習をすると思いますが、どの曲を予習したら良いかわからないってことありますよね。
ここで紹介するガガガSPの曲は過去のライブやフェスで演奏している曲を多い順番に紹介しているので、予習に役立ててください。
またファン視点でなぜこの曲が人気なのかを個人的な意見も踏まえて紹介したいと思います。
晩秋
キャッチーなギターから入る曲は入り口からコザック前田の心の内をただひたすらハイスピードで語る。3分弱の曲の中でコザックは過去を後悔して、あの時こうしてれば良かったのかなぁと少し落ち込み、それでも前に進むしかない今を頑張って生きていこうと決める。
未熟な男の心の移り変わりがすごくわかる曲です。
線香花火
哀愁あふれるイントロから手紙を読み始めるように歌い出すコザック前田。過去の楽しかった思い出を振り返り、あの時に戻れたらなぁと考えながら切ない気持ちを抱える一人の誠実な男が歌っているような曲です。
初恋のような純粋で一生忘れることができない思い出と成就しなかった恋愛の心の傷を抱え、ふとした瞬間に思いが爆発してしまい歌になったような。
青春時代
青春は30歳を過ぎてから。コザック前田がずっと言い続けている言葉。日々一生懸命生きて、仕事をして、飲みに行って、全力でこの人生を生きてるつもりでも、それでもやり残したことがないか。
もっと何かできることはないか。このままでいいのか。自分は幸せに生きることができるのか。自信を持てず、焦燥感を感じて、もがいてもがいて。
一人ではできないことも誰かがいればできることがあって、もしかするとその誰かと過ごすが自分にとって幸せなのかもしれない。
国道二号線
ハイポジの綺麗なクリーントーンのイントロ。ここから一気に国道二号線の世界に突入。個人的には一番好きな曲。ガガガSPの良さが出るのが国道二号線のような失恋ソング。
後悔ばかりでその時には気づけない事ばかりで、同じことを繰り返してしまう。でもその過去を否定することなく、ちゃんと肯定して、その時の相手も素晴らしい人だと言えて、前を向くところ。
でも前を向ききれず、理屈じゃなく、心がついていかないそんな繊細ば部分をストレートに表現している曲です。
弱男
アンコールの掛け声としてファンから愛されている曲。中途半端なまま突き進めそれが人間だ!と言い切れるのってすごい。亭主関白とかナルシストとか男は見栄を張ることが生きがいで、でも誰も完璧なことなんかできなくて、恥ずかしいこともいくつも経験していて。
それが男だ。それでも見栄をはれ。それでもついてこい。たまには助けろ。と言わんばかりの身勝手な曲。
そこまで人間的な弱さをさらけ出せると、ようやく本音を話せるようになる気がする。
つなひき帝国 ※動画なし
自分らしくがむしゃらに全力で。相手のことは気にせずに自分を貫いて押し通せ。そんなメッセージがある曲。
個人的にはBメロの『本当は〜』と言う部分が好きで、たしかに隣をみたら羨ましいことも多いけど、それを考えても意味がないので、ひたすら自分らしく走ろうとおもてる曲。
明日からではなく ※動画なし
ガガガSPの曲の中では少し雰囲気が違う。叙述的と言うか小説を聞いているような感覚。ある特定の誰かを歌っていて、その人の決意などを聞いているような感覚ですが、一部分だけがふと耳に入ってくるとどきっとする言葉があって、そこでようやくこの人に自分を投影できるような曲。
忘れられない日々
なぜ僕はここへ止まり、君を想ってしまうのか。次に動き出せず、未練を残した恋愛が終わってしまった。でもこの曲を聞いているとそれも悪くないのかなと思える。
ここまで自分の一部になった人がいることが生まれてきた一つの意味になる気がして、感謝もあり、相手の幸せを思う気持ちもあって。
イメージの唄
若い頃のような勢いではなく、考え方や価値観が固まってきた中で新しく伝えたいことが出来たような曲。
自分だけでなく、周りの人たちと関わることが、自分にとってどれだけ大事かに気づき、今までは求められる側だった立場から、自分が求めるようになって、今相手がどうしているのかが気になってきて。
卒業
ガガガSPの一番有名な曲。卒業という言葉はいろんなシーンで使われる言葉ですが、どのシーンの卒業でも少なからず寂しさがついてきます。
寂しさを絶妙に表現していて、またそこから新しく大きな一歩を踏み出すための覚悟を力強く宣言している曲。
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